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大成建設は鏡視下手術用空調システム(T-Fogless Flow)を開発

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大成建設株式会社は、腹腔鏡を用いる鏡視下手術に適した空調システム『T-Fogless Flow』を開発した。このシステムは、従来の手術室空調システムと比べ、患者の身体的負担のみならず、執刀医や看護師の身体的負担や精神的ストレスの軽減に貢献する。

腹腔鏡を挿入する腹部まわりに高温となる領域を形成

従来の手術室空調は、医療機器からの発熱を抑えるため16℃から20℃に設定した空気を、衛生度を保つため上部から吹き出すシステムとなっている。しかし、こうした低温の空気にさらされ続けると腹腔鏡レンズが曇り、処置の最適性を確保するために手術時間が延長してしまうことがあった。対策としては、腹腔鏡本体を加温したり、曇り止め剤を塗布したりすることがあげられるが、確実な解決策とはなっていなかった。また、手術室全体の温度を上げて(30℃程度)手術を行う方法も考えられるが、この方法だと執刀医や看護師の身体的な負担が増え集中力の持続が阻害される危険性もあった。

大成建設は、「平成のブラックジャック」こと金平永二(現メディカルトピア草加病院院長)先生からの要望を受け、上記の問題点を克服する空調システムを開発した。
本システムは、腹腔鏡を挿入する腹部まわりに高温となる領域を形成することで、腹腔鏡レンズの曇りを防止し、患者への負担を和らげながらも、看護師エリアに快適な手術環境(約24℃)を提供することが可能となる。実際に上尾中央医科グループのメディカルトピア草加病院にて導入され、100件以上(5月末時点)の手術に適用。手術時間の短縮にもつながり、本システムの開発に際し、ご指導ご助言等をいただいた金平院長先生からもご好評だ。
大成建設は、患者にも執刀医にもより快適な医療環境を提供する本システムを、今後も積極的に提案していく。

関連リンク

大成建設株式会社
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2012/1329702062471.html

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